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思い出の赤ふんどし

久しぶりの更新となりました。
この一ヶ月ほど、飛ぶように時間が過ぎています。
今日は最近の近況をまとめて報告です。
ちょっと長いので、読み飛ばしてくださいね・・・



2週間前から、凛のキンディが始まりました。
毎週二日だけの通園だけど、お弁当をもって8:45〜12:45まで4時間過ごします。
親は初日だけ一日一緒にいることができる、という方針だそうで、
「明日はずっとついている必要はないからね。」と心優しい担任の先生Sallyが言ってくれました。

次の日、おそらく大泣きするだろう、という予想通り、キンディを去ろうとしたら凛は泣きじゃくりました。それでも、ここの先生達にまかせるのに何の不安もなかったので、振り切って外で様子をうかがっていると、やはり言葉が通じずに泣くばかりの様で、「今日はやっぱりついていてあげて。」とSallyが呼びにきてくれ、その言葉に少しほっとしました。

そして第2週目、また泣いてダメかな・・・と思っていたら・・・
登園してから1時間ほど経過した頃、絶妙のタイミングでSallyが(行っていいわよ☆)とアイコンタクト。
そしてそこを離れると、泣き声は聞こえましたが、今日はきっと大丈夫、という確信がわたしにもありました。
それからすぐ、アシスタントの先生が「Lynnは大丈夫だから、心配しないでね!」と家に電話をくれたそうです。(タツがとりました。)
そして、12時半にお迎えにいくと、にこにことTopazと手をつないでこちらに手を振る余裕の凛がいました。Sallyが「素晴らしかった!本当にLynnは強い子。」と褒めてくれて、親バカながら、少し泣けてきました・・・
こんな温かい学校に英語のまったくわからない移民の子が受け入れてもらえたことに、感謝せずにいられませんでした。
まわりのお母さん方も送り迎えで顔を合わせるたびに「How's Lynn?(凛はどう?大丈夫?)」と声をかけ、話を聞いてくれます。
そして、Sallyやまわりの先生方は凛に日本語を交えながらコミュニケーションを取ろうとしてくださいます。
「I love youはなんて言うの? Don't cryは?」と聞いてくる先生方。
そして、Sallieは「きらきらぼし」を日本語で覚えたい、と言って歌詞を尋ねてくれました。
本当にみなさん、どうもありがとう・・・
同じクラスにいる日本人ママのお友達2人も心強い存在です。
縦割りのこのキンディでは、6歳が一番上のおにいちゃんおねえちゃんで、いつも6歳のHちゃんが面倒を見てくれているようです。

こんなわけで、第3日目にして、私の元を離れて新しい環境に飛び込んでいきました。
そして、通じない言葉の中で、凛なりに一生懸命輪に入り、楽しもうとしています。
そんな姿が頼もしくもあり、自分の力で進んでいけるようになったんだと、ちょっと寂しいような気持ちも入り交じった、複雑な思いです。
(そして、慣れない早起き、お弁当や用具の準備、初対面の人との対応で、わたしも気づかずうちに疲れているようです。夜は子ども達と一緒に寝てしまう日々・・・)

何はともあれ、凛の入園が思った以上にスムーズにいって、安心した私たちでした。

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気がつけば3月も半ば。オークランドも秋になってきました。庭のリンゴがたわわです。それをついばみにくる、カラフルな野鳥。




さて、ちょっと前のこと。

2月の終わりにジャパンデーという、日本のお祭りが行われました。
毎年数万人が来るこのお祭り。
私は去年から日本文化を伝えよう、というコーナーの折り紙担当でボランティアをしています。
今年も声をかけてもらってボランティアさせていただきました。
朝から夕方までたくさんの人が折り紙を折りにきてくれました。
そのほとんどが日本以外の国の方。そしてみなさん、折り紙のことを良く知っている!
ツルはどう?と勧めると、ほとんどの方が「ツルの折り方は知っているの。もっと他のものを知りたい。」と言っていました。

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今年は張り切ってディスプレイ用の立体を作成しました。(が、お約束どおり、当日は家に忘れてしまいました・・・やっぱりサザエクラブです。)
この星、折り紙を24枚仕様。昔から折り紙で立体を作るのが好きですが、久しぶりに作って、自分の時間が持てて、「無」になれました。

そして去年もこのバラを作っておいていってくれたKiwiの青年がいて、どうやって作るんだろう、、、と気になっていたのですが、今年も折れる少女が現れ、教えてもらいました。
でも、かなり難しい・・・かの有名な川崎博士の「川崎ローズ」とちょっと違うようですが、これも難解でした。でも、やっと作り方が何となくわかって、今年の大収穫です。

大収穫といえば、もう一つ。
今年は、このジャパンデーで、思いも寄らぬ方と12年ぶりの再会ができました。
それは、大学のときにお世話になった教授、角先生との再会。
剣道の一団で福岡からこのジャパンデーのために来られていたのだそうです。
福岡市とオークランドは姉妹都市のため、交流があったようで、オークランドの剣道関係の知り合いに以前から「角先生がいつかこられるときは声かけますね!」と言ってもらっていて、今回実現したのでした。
剣道界ではかなり重鎮であられ、福岡県警でも剣道を指導され、毎回国体の福岡チームの監督でもあり、そして武士である角先生。
体育科の中では一目おかれていました。
角先生の講義、確かわたしは単位落としたんじゃなかったかな・・・(解剖学、ちんぷんかんぷんやったなぁ。。。)
そして、角先生といえば、赤ふんどし。
体育科の難関、遠泳合宿では、赤ふんどしで学生の私たちと泳いでくれたなぁ。
「エ〜ンヤコ〜ラ♪」のかけ声で、数時間海の中。
赤ふんどし、本当に強烈でした。そしてかっこ良かったです・・・(今だから言えること!?)

そんな角先生も大学を退官されて今は名誉教授になられたそうです。
3人のお孫さんに囲まれて暮らしているそうで、凛と琉生をとにかく優しくあやしてくれました。
怖くてとても声などかけられなかったあの鬼のようなイメージが一気に優しいおじいちゃんにかわりました。
そして10年以上も前の一学部生でしかないわたしのことを覚えていてくれ、感激でした。
(「あの、これ(ハンドボール投げるまね)やってたダイやろう。覚えとぉ、覚えとぉ。」と。。。)
さらに、あの頃の体育科の教授がお二人も亡くなられたことを聞きました。まだ60歳前後でお若いはずなのに・・・お二人ともガンだったそうです。(ご冥福をお祈りいたします。。。)


ギン、エメ、ちかこ、まっきー、みく、とも、しゅう・・・その他の体育科のみんな、見てくれていますか!?
角先生、なんにも変わってなかったよー!相変わらず武士だったよ。
一気に赤ふんの夏に時間が逆戻りしました。

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そして、今回のジャパンデーは、凛のステージデビューの年でもありました。
日本人幼稚園で踊りをいつも披露しているのですが、今年はそれに凛も参加。
初めてだから圧倒されて踊らず突っ立ってるのかも、、、とはらはらしていましたが、とっても楽しそうに踊っていました。凛の成長ぶりにびっくり!
ちょっと感動しました・・・
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そんなわけで、今年のジャパンデーは大きな収穫がたくさんでありました。
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by DaiyaAO | 2010-03-08 20:10 | 手作りのもの
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