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卒業式

ジャパンデーの辺りから、毎週のように行事が入っていた我が家ですが、おとといの卒業式をもって、ようやく今年度の補習校行事が一段落しました。

個人的には今年は約3年ぶりに職場復帰した年であり、無事に一年、いろんな方々の協力を得ながらなんとか無事に修了の日を迎えられたことにほっとしています。(実質あと1日だけ授業がありますが・・・)
そして、おとといの卒業式は、涙なみだの感動的な式でした。
教師になって12年目、こんなに感動した卒業式は今までありませんでした・・・



今年の卒業式は小6生が5名、中3生が4名。長い子で9年間補習校に通い続けてきました。
きっと、その間には、一人ひとり、いろんな葛藤があったと思います。

日本人学校のないニュージーランドは、平日の学校は現地校で学ぶという選択肢しかありません。
そして、世界でも珍しい平日の補習校、という形態をとっているオークランド補習校では、みんな現地校が終わってからの時間に週2〜3日通います。
今年度から土曜日クラスもできましたが、平日コースはもう40年ほどの歴史があるそうです。

ある程度大きくなった時点で親の仕事の関係でこちらに来た子、
生まれも育ちもここで、ずっと英語と日本語の勉強を両立してきた子、
いろんな環境の子が一緒に勉強しています。
でも、どの卒業生も立派な文章で、素晴らしいスピーチを聞かせてくれました。
中3の一人が、最後に「信じられないかもしれませんが,このスピーチは100%自分で考えました。みなさんもがんばってください。」という励ましのメッセージを送ってくれました。
立派に敬語や熟語を遣いこなすその子のその言葉には大きな説得力がありました。
本当に、それぞれここまでやってくるのに、どんなに大変だったことでしょう・・・
そして、その陰には、毎週送り迎えし、励ましてこられたご両親の姿があります。
本当に本当に大変だったと思います。
それに対して感謝の言葉をスピーチの中でいえる心優しい子たち・・・
なんと素晴らしいことでしょう・・・

どの子にも、子どもなりの大きな壁があったこと、それを乗り越えて、補習校で卒業の日までやり遂げたという感動が、子ども達の言葉で語られた一人ひとりの卒業スピーチ・・・
とても立派でかっこよく、見るものに感動を与えてくれました。
最後の卒業生が涙で声を詰まらせながら、「わたしは、この補習校を卒業したくありません・・・」と始めたスピーチの時は、会場中の大人が涙をこぼしてしまいました。(もちろん、わたしは大泣きしてしまいました・・・)

私も、親となって初めて参加した卒業式だったので、今までと受け取り方が違ったのかもしれません。
子どものがんばる姿は本当に美しいです。
そしてどんどんと成長していく姿に頼もしさを感じずにはいられません。
他人にも感動を与えるのだから、我が子となったらひとしおだと思います。
自国で勉強するのとは違って、2倍の時間も労力も費やして勉強している子ども達の苦労、それを陰日向と支えていらっしゃる保護者の方々の努力、そんな背景があって、この感動があるのでしょう・・・

しみじみと後でタツと「とてもいい式だったね」と語り合いました。
(そして次の日、元気にタツはその卒業生の混ざった補習校チームでソフトボール大会に出場していました。)

みなさん、本当に卒業おめでとう!
次は入学式です。
どんな新しい出会いが待っているか、今からとても楽しみです。
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by DaiyaAO | 2010-03-22 21:45 | まいにちのこと
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