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二人同窓会

土曜日で夏時間が終わり、今週から日本との時差が3時間になりました。
1時間時計を戻したので、早く日が暮れて早く夜が明けます。
早起きできるようになって、何だか得した気分です。

スクールホリデー(秋休み)に入った先週、あの日からずっと会いたいと思っていたEiちゃんに、ようやくゆっくり会うことができました。

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久しぶりにみんなで電車に乗って出かけたCityの中心地。見上げると都会っぽい風景。




「Itsuni nattara oreno ryouri tabeni kitekurerunndesuka ? ww」と携帯からメールをくれたので、Eiちゃんの働く日本食レストランへみんなでお昼を食べに行きました。
オークランドでEiちゃんと会うのはこれで2回目。あの時はほんの数分しか会えなかったので、ちょっとわたしもドキドキ・・・
何度も言うようだけど、私の中のEiちゃんは9歳のまま。だけど今はもう21歳になる立派な青年です。私はあの時から何も成長してない気がするのに・・・
そして、今は大人同士として話したりつきあえるというのが本当に不思議です。
調理師免許を取り、日本のホテルでもイタリアンシェフの元で修行してきたEiちゃんは立派な料理人でした。おいしいお料理をいただきました。(そして、だいぶおまけしてくれました・・・どうもありがとう!!)
いろいろお話して、凛と琉生にもかまってもらって、時間を惜しみつつ、おいとまするときに
「おいしかった〜!すごいやん!ありがとうねー。」と言うと・・・
「センセー、オレこんなんじゃないよ。もっとおいしいもの作れるよ。今度食材もってってセンセーが食べたいものを作りますよ。イタリアンが得意だけど、何が食べたい?」と言うEiちゃん。
ありがとう、ありがとう。なんて立派になったんだろう・・・

そして、「じゃあ、うちにも来てね!」ということで、数日後、今度はEiちゃんが仕事を終えた夜、遊びにきてくれました。
料理人らしく、ケースに入った包丁セット持参でこの日は手際よくおつまみを作ってくれ、凛達もぱくぱくとそのおいしいおつまみを頂き、二人が寝静まってからゆっくりとタツを交えて思い出話に花が咲きました。

「センセー、初めて来た時の自己紹介、めっちゃなまってたよなぁ。
田舎からうちらの田舎に来ちゃって。あれは忘れられないねー」
「えー、なまってた?別普通だったでしょう!?」
「だって“しゃーしー”だもん。シャー芯?って。みんなで??だったよ。」
「えー、そんなこと言ってたっけ?」
「オレ、Hにこっちから電話したんだよ。綾センセーがオークランドにいるんだよって。覚えてる?って聞いたら、『あぁ、"しゃーしー”だろう。』って(笑)」
「えー?Hくんも?そんなに言ってた?」
「センセー、一回めっちゃ怒ったことあったじゃん!『しゃーしー!(→博多弁で"うるさい”)』って一言叫んで、泣いて出て行ったじゃん。出席簿だけおいて、職員室行っちゃって・・・オレたち、どうしようってそんときすっごく思ったよ。」
あぁ、、、そうだった・・・恥ずかしい・・・
「その後、いろんな先生が来て、オレたちめっちゃ怒られたよ。オレ、それから女の人泣かしちゃいけないってすごく思うようになったんだよ。」
・・・そうだったんだ。。。
「しのちゃん(彼のお姉さん)に『綾先生がいるよ』って聞いたとき、あやまんなきゃ、ってまず思ってさ。」
「えー?あやまらなきゃいけないのはこっちだったのよ。」
「若い先生だから、困らせようってみんな思ってたと思うんだよ。
 でも、いつもやりすぎてたよね。オレ、うさぎ小屋の後ろでMに『今日のはやり過ぎだろう』とかって言ってたもん。」
そうだったの・・・?
「わたしはね、初めて先生になったとき、『みんなとなんでも話し合える、友達のような先生になろう』って希望いっぱいだったの。だから、みんなが『先生、これやってもいい?』『こうしていい?』って聞いてきたとき、なんでも『いいよー』って言っちゃって、それまでだめだったこともいいっていっちゃってたから(え?いいんだ?)ってみんな思っちゃったんだろうね・・・。いい先生でありたい一心でそんなことしてたけど、なんもわからないぺーぺーやったから、ちゃんとさせてあげられなかったんよね。だからEiちゃんたちが悪いんじゃないんだよ。ごめんね。」なんて言ってたら、
「ごめん、泣けてきた。ほんっとセンセー、ごめん。」と涙してるEiちゃん。
謝るのは本当に、私の方です。何も先生らしいことできなくて、本当にごめん。
でも、元気あり余る男の子たちがやりたい放題、やんちゃしている中、私を困らせるようなことはほとんどやらず、いつも「やめなよ。」と言って止めてくれてたのはEiちゃんでした。
心優しい、人思いなところは昔から何も変わっていません。(本当に、この姉弟はとにかく優しいのです。尊敬しています。)

「いつもめちゃくちゃで、勉強らしいこと全然できんかったよね」と言うと、
「でも、勉強より大事なことをあの一年で教わったよ。あの一年は絶対みんな忘れられないよ。」
と(ちょっとクサイけど、)ありがたいことを言ってくれました。でも、本当によかったのかな・・・

わたしにとっては、初任のあの一年は消したい一年間でした。
理想と現実は全然違って、とにかく自分が情けなくてしょうがありませんでした。
新卒で、経験がまったくないまま担任をしてるんだから、当たり前だったのかもしれないけど、とにかく毎日めちゃくちゃでした。(前回の日記にもさんざん書きましたが・・・それはそれはひどかった。。。)
次の年に同学年の先生に手取り足取りいろんなことを教わり、あれじゃぁ、子ども達も言うこと聞かないわけだよな・・・と後になってたくさんの自分の未熟さが身にしみた、忘れたかった一年。
自分から連絡とって神奈川に行かない限りもう会えないだろう、とあきらめていた教え子に会うことができ、Eiちゃんとあの頃のことを話せたおかげで、自分にとっても大切な一年だったんだな、とちょっと思えるようになりました。
みんなに、申し訳なくて申し訳なくて、ずっとなんとなく心にひっかかっていたけど、ちょっとその呪縛から解けた気がします。
「じゃぁ、今度同窓会しましょう!オークランド集合で。連絡とってみんなに『来い!』って言ったら、みんな来ますよ。」
いいなぁ。そんなことが実現できたら本当にうれしいです。
そんな日がやってくるのを楽しみに待っています。

☆H先生、T先生、Mさん、Eiちゃんに会うことができました!新玉話に花が咲きました。どうぞ、同窓会があるときはみなさんで一緒にこちらに来てくださいね〜


「それにしても、アヤさん怒ったら恐かったよなぁー。マジびびった。」とEiちゃんが言い出すと、
「そうそう、そうなんだよねー」とつかさず口を挟むタツ。
そうなんです、わたしを怒らせるとすっごく恐いんです・・・みなさん、どうぞ要注意。

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イケメンEiちゃん、某レストランでシェフをしています。オークランドのみなさん、どうぞよろしくお願いします!
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by DaiyaAO | 2010-04-08 00:24 | わたしのこと
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