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あらためて考える。

10日が経ち、ようやく凛の鼻水は止まりました。すっかりAloe velaのティッシュにお世話になってしまいました。(Tちゃん教えてくれてどうもありがとう。)鼻水が止まると今度は咳、といういつものパターンも、やっと落ちつきました。まだまだ油断は禁物ですね。

今日は朝から雲一つないいいお天気。穏やかな一日でした。

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          こんな夕焼け空が見れる日も。




最近、思い悩んでいたことがあります。凛の母乳をやめるべきかどうか。15ヶ月検診で夜の授乳をやめるべき、とPlunket nurseに指摘され実行にうつしたものの、日本帰国でまたおっぱいの添い寝に戻ってしまい(かなりの環境の違いに凛は夜、泣き通しだったので最後の手段を使ってしまいました・・・)、昼も夜も回数が減る様子もない授乳。昼間は凛が「おっぱい~」と言ってほしがるときに好きなだけ。日によってまったく飲まない日もあれば、ひんぱんに飲んで安心する日もあります。夜はおそらく3時間おきに。わたしもいつ寝てるのか自分でもよくわからない状態で、週末には疲れがどっとでてしまいます。
もうすぐ1歳半になるのに、このままこの調子で飲ませていていいのかな・・・
まわりのお友達は少しずつ母乳もミルクも終わっていき、夜も一晩通してぐっすり寝ているというし・・・
きっと自然と離れるのを待ってるとプライマリーに上がる頃になっちゃうかも・・・
おまけに妹は「母乳をあげ続けてると歯が解けてくよ!」と言ってたし(これは虫歯よりこわい)・・・
それに、次の子どももそろそろ考えたいし・・・
と、考えれば考えるほど母乳をあげ続けることは自分にとっても凛にとってもマイナスなんじゃないかと思えてしまっていました。
でも、おっぱいを飲む凛を見ると癒されるし、わたしもお母さんなんだなと思うとうれしいのです。それに何より、凛はおっぱいが大好きなのです。もともと指しゃぶりもダミー(おしゃぶり)もしないし、おきにいりのぬいぐるみとかもなく落ちつくものがおっぱいしかありません。最近では初めての場所、初めて会う人に不安になるとおっぱいで安心しています。ただくわえているだけなのかな、と思うとごくごく飲んでいるときもあるし、わたしの母乳もまだまだ出ているようなのです。

断乳した方がいいかな、と思って調べていたところ、桶谷式の母乳育児について書かれているウェブサイトを見つけました。
以前本で知った桶谷式。母乳が出ないで困っているお母さんのために桶谷助産婦さんが考え出したマッサージや母乳にいい食べ物、などを指導し、お母さんも赤ちゃんも心地よい母乳育児をしましょう、というもので、日本では各地に桶谷式のマッサージや食事方法を指導してくれる助産院があるそうです。(私は子どもを産むまではまったく知りませんでした。)
そのウェブには断乳についても詳しく書かれていました。子どもに数週間前から「この日でおっぱいとさよならしようね。」といい聞かせながら、二人で納得してやめていく方々の体験談を読みながら涙してしまいました。そして、わたしは今まで母乳のことを軽視していたな・・・と思ったのでした。凛がぐずるときの口押さえ、寝るときの手段となっていたり、おっぱいをあげながら電話したり食事したり、本を読んだりと、やりたいことができる瞬間となっていたり。そして時には、1時間以上もおっぱいをくわえたままなかなか寝つけないでいるのを見て、どうして寝てくれないの!といらいらしたり・・・
日本に帰っていたときも「まだ飲ませてるの!?」と驚かれながら、やっぱりもうやめた方がいいのかな、、、と自分を追い込んだりもしていましたが、1歳過ぎてからの母乳にも大切な意味があるとわかり、少しほっとしました。また、回数も最後まで一日にできれば3時間おきにあげるのがよい、ということでした。3時間以上たってしまった母乳はもうおいしくない古い母乳にかわってしまうそうです。だから、夜も3時間おきにあげることは悪いことではない、ということ。(これは確かにお母さんが大変だと思いますが・・・)
NZにはPlunketなどでよく眠るようになるためのSleep trainingなどを指導してくれるのに対し、日本は母乳がよく出るためにマッサージをしたり食事を指導したりする助産院があるということからも、国の文化の違いで大切に考えていることが違うようです。きっとここは、お母さんが楽しく過ごすことがいい育児につながる(一日のうちに大人の時間を確保してリフレッシュするのも大切。)という考え方。日本は、今しかない赤ちゃんのころの時間を一緒に過ごすことで、親子の信頼関係を築き、将来しっかりと自分の足で歩いていける子どもに育てていくことが大切、という考え方(私の解釈ですが。。。)。二つの国の考え方のよいところを学んで、私たち家族にあった育児をしていきたいな、と改めて思いました。

そして・・・もう少し、一生のうちで今しかないこんな時間を大切にしなくちゃ、それももうちょっと食べ物に気をつけておいしい母乳を最後まで飲ませてあげなきゃ、と思い返しました。(かなり甘いもの、食べてるもんな・・・)

凛と話しながら凛も納得する時期になったらおっぱいを卒業していこうと思ったのでした。

  <参考web>
* http://sakichi.com/mm00.html
by DaiyaAO | 2007-06-16 11:45 | 育児のこと
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