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NZの出産事情(その二)

今日で琉生が産まれて丸1ヶ月がたちました。
毎日毎日があっという間に過ぎています。
今は昼間は少し違いがあるけど、夜はぴったり3時間おきの授乳。
なかなか自分の時間ができず、ゆっくりとパソコンに向かえる時間もほとんどもてなくなってしまいました。もう少し落ちつくまでは琉生のペースに合わせてあげたいと思っています。

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前回の続きです。

NZでは、無痛分娩ももちろん一般的な出産のスタイルです。無痛分娩(エピデュラル)でもそうでなくても、「出産は自然の営み、無理に陣痛を起こしたり帝王切開をしたりするのは本当にそうしなければいけないケースのときだけ。」という出産に対する自然体の考え方がこの国のベースにあるような気がします。
私は自然分娩でそれもどうしてもバースケアで出産したいと思い(→ここにかなりこだわりました・・・)、ヒラリーにはぜひバースケアで、それも水中出産をしたい、と相談していました。
さて、実際の出産はどうなったかというと・・・

予定日の25日をとうとう過ぎても一向に飛び出す気配のなかったお腹の中の琉生。1日過ぎるたびに「いつ出てくるのだろう?」と少しドキドキしながらその日を待っていました。予定日を5日過ぎた5月30日、オーバーデュー(41週)のスキャンをとってきて、とミッドワイフ(ヒラリーではありませんでした。)に言われ、この日の午前中にスキャンを撮りにいきました。そこで、「あら、あなたの予定日は2回目のスキャンのときに25日から28日に変更になっているじゃない。今日はまだ予定日から2日しか経っていないわよ。そこまで遅れてないのに、何でスキャンを撮りにきたの?(でも一応、撮るけど。)」と言われ「え−!?」と思いつつ、とりあえず撮ってくれるというので見せてもらいました。そこで出された推測の重さは3.7kg。凛のときとまったく同じです。今回も大きい赤ちゃんなんだ、と覚悟を決めました。そしてそのまま買い物へ。タツにカートを押してもらい、買い物をしていると、何だかじわっとしています。どうもお店の中で破水してしまったようでした。幸い、じわっと感じる程度。

家に急いで帰ってもらってすぐヒラリーに電話しました。
破水した時刻、どんな様子だったか、陣痛は感じるか、などを伝えてとりあえずオフィスに午後2時に行くことになりました。なんとこの日から月曜日のクイーンズバースデーの祝日までヒラリーはホリデーをとることになっていました。必然的に出産はペアを組んでいるミッドワイフさんに立ち会ってもらうことになります。

オフィスに行くとすぐに陣痛がどのくらい来ているかを測る機械をつけて様子を見てもらいました。陣痛は少しあるものの、まだまだ5分間隔にはなっていません。ミッドワイフはヒラリーとペアを組んでいるイボンヌでもないまた別の方。子宮口も見てもらうと、まだ2cmしか開いていないとのこと。「この調子だと、まだまだ時間がかかりそうね。破水して18時間経過した明朝7時には促進剤をうつことになるわ。今からすぐ促進剤を使って出産に入ることもできるけど、あなたはどうしたい?」と尋ねられました。促進剤をうつ=バースケアではなくオークランドホスピタルでの出産。「とにかく、バースケアで出産したいです!」というと、「では、これからとにかく歩きなさい。特に階段を上り下りするといいわよ。すると陣痛も強くなってくるでしょう。さらに、昔の人はcastor oil(ひまし油)を飲むと陣痛が来るっていうけど、飲んでみる?」とのこと。タツと顔を見合わせ、説明をよく聞いてそのオイルも試しに飲んでみることにしました。(これが後で大変なことに・・・)

castor oilは薬局で妊婦さんには売ってくれないので、ご主人に買ってもらいなさい、と言われタツに買ってもらい、家へ戻りました。この時点であやしかったのです。オイルはお腹を刺激する(下痢をする)と言っていたので、とりあえずたくさん歩くことにし、下の階のNさんにもしかしたら今夜が出産になるかもしれないことを告げ、一人散歩に出ました。お腹の痛みはまだありません。歩いていると、気持ちが少し落ちつかなくなってきて、ご近所のお友達の家にふらっと寄ってしまいました。そのお友達の出産のときの話を改めて聞き、また少しドキドキしてきました。いよいよ今晩出産になるのかも!と思うと、長かったお腹の大きな生活が終わりになって寂しいような、出産が大変だったらどうしよう、という怖いような何だか不思議な気持ちです。そして坂道を上ったり下ったり、1時間半ほど歩いて帰りました。そして、いよいよオイルをいわれた分量60ml飲みました。(この味、飲めたもんじゃありません!)

そして夕飯を食べていると、少し陣痛が強まってきたような・・・
何となくお腹が痛くなってきました。とりあえず凛とお風呂に入りました。すると、さらに陣痛が強まり、間隔も5分ほどになってきています。いよいよミッドワイフ(イボンヌ)に電話して、バースケアに行くことになりました。家を出ようとしたら腹部に激痛が・・・なんと下痢をしてしまったのです。オイルが効いてしまいました。トイレにしばらくこもり、すっきりしていざ病院へ。凛はパジャマに着替えさせ、準備ばんたんでNさんにお願いしました。このとき、「がんばって!」とハグしてくれたNさん、出産前から涙が出そうでした。タツと二人でバースケアに向かったのが夜7時45分。車の中でどんどんと陣痛が強まっています。15分ほど走ってようやく到着しました。

ああ、また琉生が泣いてしまいました。続きはまた次回・・・

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琉生生後28日目。体重4700gになりました。
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by DaiyaAO | 2008-06-30 15:21 | 出産のとき
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